[vc_row full_width=”stretch_row_content” bg_type=”image” parallax_style=”vcpb-vz-jquery” bg_image_new=”id^549|url^https://www.manazuru.net/wp-content/uploads/2016/10/kibune-matsuri-1.jpg|caption^null|alt^null|title^kibune-matsuri|description^null”][vc_column][vc_row_inner][vc_column_inner width=”1/4″][/vc_column_inner][vc_column_inner width=”1/2″][ultimate_heading main_heading=”貴船まつりの由来” main_heading_margin=”margin-bottom:30px;”][/ultimate_heading][vc_column_text]

今からおよそ1100年前の夏、真鶴岬の沖合いに毎夜不思議な光が現れ、海面をこうこうと照らしていました。

ある日「平井の翁」という人物が磯辺に出てはるか沖を見渡したとろこ、光を背にした1隻の屋形船が波間に浮かび磯辺に近づいてくるので、船内を調べると、木像12体と「この神をお祀りすれば村(当時の真鶴村)の発展がある」と記された書状がありました。

そこで翁は村人と力を合わせて社を建て、村の鎮守の神としてお祀りしたのが現在の貴船神社と伝えられています。

その後、村民の間に深く信仰され、17世紀中ごろには船に御霊をお移しして真鶴構内の漁船、石船の祈祷をして回り、また神輿が3年に1度、村内を渡御するようになり、現在の貴船まつりの起こりと言える基本形式が生まれました。

近世以降の真鶴の人々は、生活の基盤を漁業、石材採掘業、石材回漕業などにおいていましたが、当時の漁業、回漕業に使用されていた船は形の小さい帆船が多く、石材業においても現在のような機械の導入がないため、いずれも厳しい自然の中で、常に危険にさらされながらの生活でした。

このような日常の苦労が独自の技術と村落の団結力、そして篤い信仰心を高めていき、これが貴船まつりに結集され、祭りの特色を作っていきました。

それらは、祭りの登場する船の構造や進水、操船の方法や腕くらべ、力競べともみられる各行事、また各部組織の結束や祭りに関する厳しいしきたりなど、随所にみられます。

古来、貴船まつりは「恩返しのまつり」と言い伝えられてきました。

漁業や海運業、石材業界における大漁や安全の祈願とともに、またそれ以上に日常の安泰な活動の営みへの大いなるかごに深い感謝の心を込めて、夏の真鶴の熱気をさらに高めつつ、勇壮・華麗に繰り広げられます。

[/vc_column_text][/vc_column_inner][vc_column_inner width=”1/4″][/vc_column_inner][/vc_row_inner][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column width=”1/2″][ultimate_heading main_heading=”小早船(こばやぶね)” main_heading_font_size=”desktop:26px;” main_heading_margin=”margin-bottom:20px;”][/ultimate_heading][vc_single_image image=”549″ img_size=”large”][vc_column_text]貴船まつりの特色は、神輿が海上渡御により村里にお出ましになる船祭りであることですが、中でも東西に華を競う小早船の存在は、祭りの花形です。

長さ12〜13m、幅2.5mの船体に、細長い8畳ほどの屋形が組み立てられ、屋形および船の前後左右を色とりどりの装飾で隙間なく飾りたてます。

船首には「舳乗り(へのり)」、船尾には、船頭(せんどう)、櫂使い(かいつかい)、水夫(かこ)を乗せ、運航等に万全を期します。この小早船の海上渡御の神事では、観客の面前で船体を左右に大きく揺さぶりながら方向を変える姿が見どころの1つですが、船の復元力の保持や組み立てられた屋形の安全性および進水、操船の方法などに習熟した技術が要求されます。[/vc_column_text][/vc_column][vc_column width=”1/2″][ultimate_heading main_heading=”鹿島踊り(かしまおどり)” main_heading_font_size=”desktop:26px;” main_heading_margin=”margin-bottom:20px;”][/ultimate_heading][vc_single_image image=”549″ img_size=”large”][vc_column_text]鹿島踊りは、相模湾西岸、小田原西部から伊豆北川までのいずれも石材算出に関わった地域の22社で行われる神事で、悪疫退散とともに大漁や海上安全を祈願しての踊りといわれ、他市町の踊り手達が白装束で頭に烏帽子(えぼし)をかぶるに対して、貴船まつりでは浴衣姿に3色の色帯、そろいの手甲飾り、無帽です。

これは昔から「小江戸」と呼ばれたほど華やかさを誇っていた地域性を反映したもので、真鶴の開放的な指向がうかがわれます。

「貴船まつりは鹿島踊りに始まり、鹿島踊りに終わる」とさえ言われるほど、祭りに密着し、見どころの1つとなっています。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column width=”1/3″][ultimate_heading main_heading=”櫂伝馬(かいでんま)” main_heading_font_size=”desktop:26px;” main_heading_margin=”margin-bottom:20px;”][/ultimate_heading][vc_single_image image=”549″ img_size=”large”][vc_column_text]海上渡御にあたり、神輿船・小早船2隻・囃子船2隻の計5隻の船を曳航(えいこう)する2隻の手漕ぎの大型伝馬船です。

曳航には相当の力を要し、航行の途中から競漕で村落の東西に分かれて激しく争いあった歴史もあります。

この伝馬船の操作こそ海に生きる人々の必須技術であり、海難事故の際には神社の倉庫から小早船や櫂伝馬を出して救助活動に生かされたこともしばしばありました。[/vc_column_text][/vc_column][vc_column width=”1/3″][ultimate_heading main_heading=”花山車(はなだし)” main_heading_font_size=”desktop:26px;” main_heading_margin=”margin-bottom:20px;”][/ultimate_heading][vc_single_image image=”549″ img_size=”large”][vc_column_text]18cm角の柱の上部に造花で飾りたてた万燈(まんどう)型の手で持ち歩く山車で、高さ3m、重さは60kg以上にもなります。

過去には石船等の関係者が担当し、日常仕事を通じて養われた腕力を祭りを機会に披露する一種の「力くらべ」ともみられます。

振り方には数種ありますが、よほど腕力のある人か、練習を積んだ人でなければ支えきれません。常に鹿島連に先行して、振りながら町内を巡行します。[/vc_column_text][/vc_column][vc_column width=”1/3″][ultimate_heading main_heading=”真鶴囃子(まなづるはやし)” main_heading_font_size=”desktop:24px;” main_heading_margin=”margin-bottom:20px;”][/ultimate_heading][vc_single_image image=”549″ img_size=”large”][vc_column_text]両日にわたり、海に陸に貴船まつりを賑やかに盛り上げるのが、この東西の「真鶴囃子」です。
真鶴囃子は東京神田囃子の流れを汲む小田原囃子と似ており、祭り全体を通して奏でられる「シャギリ」、神送りをした後流されるのが「聖天」と「神田丸」になっています。

貴船まつりは古くから土地の産業体系に結びついており、役割を「漁業関係者・石材海運関係者・若人衆」で分担していましたが、「囃子」を担当していたの「若人衆」に変わり、現在では町の有志による保存会が伝統の継承に努めています。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_row_inner][vc_column_inner width=”1/3″][vc_custom_heading text=”27日の海上渡御”][vc_column_text]

10:00〜10:30 東西舳乗り迎え、乗船
10:30 西小早船、水浮(進水式)
10:50 東小早船、水浮(進水式)
11:00 宮本に献幣使奉迎
11:20
11:50
宮本出発
宮前到着
12:00 神社到着
12:10〜12:50 神社祭式
12:50〜13:30 鹿島踊り奉納
13:30〜13:40 神輿発輿祭
14:40
15:10
宮前出航・神輿海上渡御
宮本到着
16:10 仮殿祭
16:20〜17:00 鹿島踊り奉納
16:30 花山車下降(発心寺)
17:30 花山車着納(お仮殿)

[/vc_column_text][/vc_column_inner][vc_column_inner width=”1/3″][vc_custom_heading text=”28日の海上渡御”][vc_column_text]

19:40 宮本出発・神輿海上渡御(奉納花火)
20:10 宮前到着

[/vc_column_text][/vc_column_inner][vc_column_inner width=”1/3″][vc_custom_heading text=”7月28日の神輿”][vc_column_text]

9:20 お仮殿
9:20〜9:30 天神堂下
9:30〜10:20 西本祓
10:20〜10:50 大店(おおだな)
10:50〜11:00 魚市場
11:00〜11:10 ユニマットマリンマリーナ真鶴
11:10〜11:20 うに清駐車場
11:20〜11:30 ケープ真鶴
11:35〜11:45 まるなか駐車場
11:45〜11:55 梶原駐車場
12:10 旧前田花屋
12:25〜12:35 中学校裏
12:35〜12:45 橘台入口
12:45〜12:55 真鶴生コン
13:00〜14:00 真鶴駅
14:10〜14:20 小田原百貨店前
14:20〜14:30 大ケ窪
14:30〜15:00 町役場
15:00〜15:10 斉藤商店
15:20〜15:30 石川肉店駐車場
15:30〜15:40 西村組
16:00〜16:10 小学校下
16:10〜16:20 魚伝前
16:25〜16:45 大店(おおだな)
16:55〜17:05 西の神
17:15〜17:25 津島神社
17:30〜17:40 八幡神社
18:05〜18:40 お仮殿
19:40〜20:10 海上渡御
20:30〜21:10 神社還御

[/vc_column_text][/vc_column_inner][/vc_row_inner][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_custom_heading text=”7月28日の鹿島連・花山車・神輿連”][vc_row_inner][vc_column_inner][vc_column_text]

鹿島連 花山車 神輿連(協賛)
8:20  西本祓 8:20 お仮殿
8:30  祭典本部前 8:30 祭典本部前
8:35  お仮殿 8:35 西本祓
8:45〜9:25  お仮殿(奉納)
9:30〜10:20  西本祓(奉納)
10:20〜10:50  西仲角(奉納) 11:10 西仲町
11:15 小学校下
11:20 お仮殿
11:30 コミュニティ真鶴
11:40 発心寺
12:10 旧前田花屋角 12:10 情報センター
13:15〜13:55 真鶴駅(奉納) 12:35
13:30
真鶴駅
真鶴生コン入口
14:30〜14:55 町役場(奉納) 14:10
15:00
15:15
真鶴駅
下田屋酒店
小田原百貨店
15:50 消防署角
16:00 消防署角
16:10 小学校下
16:20 魚伝前
16:25 大店(おおだな)
16:55 西の神
17:30 八幡神社
18:40 お仮殿
18:50〜19:30 お仮殿(奉納)
19:40〜20:10 海上渡御(奉納花火)
20:30〜21:10 貴船神社(奉納) 20:30〜21:10 神社還御
21:20〜22:00 津島神社(奉納)

[/vc_column_text][/vc_column_inner][/vc_row_inner][/vc_column][/vc_row]